植物は喋らない。観察が大事。→続き
前回の「植物は喋らない。観察が大事。」で、植えつけてすぐの様々な葉への障害の原因を調べたが、「葉の色が薄くなる」については未調査のままだった。
そして、それだけではすまなかった。先週植えつけて、わずかに白い斑点が出ていた夏すずみ(きゅうり)が、いきなり萎れ、枯れそうになっている。
土を触ったが、乾いてはいないので水切れではないだろう。
それぞれ関係しているかもしれないので、
植えつけ直後の
A)葉の色が薄くなる
B)苗が突然しおれる(枯れる)
についての原因を調べてみた。
A)葉の色が薄くなる
1)窒素不足?
葉の色が薄くなる原因として、まず真っ先に出てくるのが窒素不足
でも、本当だろうか?
そもそも、窒素がそんなに不足するってあるのだろうか?
調べてみると、生のワラなど入れると、分解のために窒素不足になるのだとか。
あ!と思ったのは、土壌改良目的でもみ殻を入れたのだった。
でも、諸説あるものの、これは以下などによると、可能性は低そう。
そうなると、窒素というか、もともと住宅のために
敷かれた粘土質の土なので、そもそも栄養がなかったのかもしれない。
次回は、窒素多めの油かすなど入れて様子を見てみよう。
B)苗が突然しおれる(枯れる)
調べてみると、立ち枯れ病という病気があるみたい。
yasaitosyokubutsubyoukitaisaku.com
見てみると、まさにこれな感じ。
そして、数日後にこんな感じで枯れてしまったので、確定ですな。
しかも、気づいたら、隣の畝のトマト(ホワイトビューティートマト)までやられてた。こちらもドンピシャで立ち枯れ病っぽい。
立枯病は根に感染する病気です。感染すると根は褐色に腐敗し、下葉から黄化して葉は枯れ上がります。
地際部に近い茎を切断すると、維管束が褐色になっています。
とのことでしたが、確かに維管束が褐色になっています。
結局、土を捨てて、農薬に頼る必要がありそう。
とはいえ、まだ農薬は使いたくないので、土だけ捨てて、とりあえず放置。
少し、様子を見てみよう。
災害に備える:富士山の噴火
コロナ禍のニュースが続く中、こんなニュースが。
確かにこちらも備えておいた方が良いこと。
そもそも、なぜオフグリッド生活を目指しているか、というと
エコな観点もあるのだが、前の記事で書いたように、災害などの
不測の事態により、大きなシステムに頼り切っていることによる
リスクがあるから。
以下の反脆弱性の観点から言えば、予測不可能な世界においては、
ダウンサイドのリスクをできるだけ想定し、対策をしておく必要がある。
少しずつ、このブログを通して、そう言ったリスクを潰せればと思う
被害のケースは概要でこんな感じ。鎌倉は数日で交通麻痺になる。
一つ一つの状況、影響に対して、どう防ぎうるかを確かめる。
・道路:視界低下による安全通行困難、道路上の火山灰や交 通量増等による速度低下や渋滞。乾燥時10cm以上、降 雨時3cm以上の降灰で二輪駆動車が通行不能。
・鉄道:微量の降灰で地上路線の運行が停止。大部分が地下 の路線でも、地上路線の運行停止による需要増、車両・ 作業員の不足等により運行停止や輸送力低下。停電エ リアでは地上、地下路線ともに運行が停止。 積厚で木造家屋が火山灰の重み で倒壊可能性。
→個人としては、東京に仕事に行けなくなるが、これは今のようなテレワークで超えられる
→社会も、ある程度はテレワークで対応できる。ただし、長期のビジネスが止まることの影響は甚大。
・物資:一時滞留者や人口の多い地域では、少量の降灰でも買 い占め等により、店舗の食料、飲料水等の売り切れ。道 路の交通支障による物資の配送困難、店舗等の営業困 難により、生活物資の入手困難。
→個人としては、備蓄食料で1週間くらいはもつだろうが、そのあとは大変
→社会も、農作物やその配送への影響は甚大そう
・人の移動:鉄道の運行停止と道路の渋滞による一時滞留者 の発生、帰宅・出勤等の移動困難。道路交通支障により、 移動手段が徒歩に制限される。
→個人としては、スーパーなどに行くのに、自転車になりそう。
→ただ、それ以前に宅急便を始め物流網が止まったり、B2Bの物流が止まることでスーパーを始め、いろんな物資が止まる影響が甚大そう
→社会的には想像がつかないほど
・電力:降雨時0.3cm以上で碍子の絶縁低下による停電。数cm 以上で火力発電所の吸気フィルタの交換頻度の増加等 による発電量の低下。電力供給量の低下が著しく、必要 な供給力が確保しきれない場合停電に至る。
→個人としては、現在の停電シナリオと同様。太陽光、蓄電池。
昼間の売電分を蓄電に回しても、細々と使わないと。
→社会的には想像がつかないほど
・通信:利用者増による輻輳。降雨時に、基地局等の通信アン テナへ火山灰が付着すると通信阻害。停電エリアで非常 用発電設備の燃料切れが生じると通信障害。
少し分解する必要がある
・電話線
→光ファイバーなので使っていない
・光インターネット、光テレビ
→停電対策さえできていれば使える?逆にこれが何らか切れるとテレワークもできなくなるのでヤバイ。
・携帯電話
→ホームアンテナは、電気×光ネットワークを使うので、どちらかがやられると個人レベルでアウト
→基地局がやられると元も子もない
→ただし、ネットさえあれば、電話や4G出なければならないケースは少なそう
→ただし、携帯認証、SMS認証などが止まるのは結構ボトルネックになるかも。
・上水道:原水の水質が悪化し、浄水施設の処理能力を超える ことで、水道水が飲用不適または断水。停電エリアでは 浄水場及び配水施設等が運転停止し、断水。
→飲み水は備蓄で1ヶ月
→生活用水は、井戸が必要。煮沸できれば飲み水にも。
・下水道:降雨時、下水管路(雨水)の閉塞により、閉塞上流か ら雨水があふれる。停電エリアで非常用発電設備の燃料 切れが生じると下水道の使用制限。
・これも結構盲点。
・地形的に逆流の可能性は低いから大丈夫だろう。
・川の氾濫も影響は受けず
・本格的に下水が使えなくなったら、
キッチン周り→庭に排水
トイレ→非常用のトイレで過ごす。長期化する場合は庭に肥料にする。
・建物:降雨時30cm以上の堆積厚で木造家屋が火山灰の重み で倒壊可能性。
→これは、やはり屋根に上がって清掃できる状態にしておくべき
その他のリスク
・粉塵で家のパソコン、電化製品が壊れる
→こうなったらアウト。家の換気扇と隙間を全て把握して、潰す必要あり
・粉塵で裏山の木が枯れる?
→長期では意外にアウト。対策しようがない。雨で落ちるのか?
▼ネクストアクション
→蓄電池は早めに
→井戸も早めに
→備蓄リストの見直しも早めに
→屋根の見直しも早めに
→密閉チェックも早めに
→ネットできなくなるリスクはもう少し見極める
ハンドパン/スリットドラムの歴史、演奏法、購入まで(1/3)
今、最も欲しいもの。
それはハンドパン/ハングドラム/スリットドラム/(スティール)タングドラム/スティールパン。
名前ありすぎ!その理由はあとで。
つべこべ言う前に、まずはこの音を聞いてください。
Hang Massive - Once Again - 2011 ( hang drum duo ) ( HD )
すごい素敵な音色ですよね。
買おうと思ったきっかけは娘が始めたウクレレ。
コロナになって、妻が娘にウクレレを買ってあげたら、
これが娘にはすこぶる好評で、これはこれで、自分も
ハマってしまうくらい楽しい。
もともと、楽器は全くやってこなかったのだけど、
100年ライフを前に(言い訳?)、自分も何か音楽を
始めたいと思っていた気持ちが、再び湧き上がって来て、
以前から気になっていたハングドラム/タングドラムを
調べ始めた感じです。
ちなみに、なぜ、こんなに沢山の名前があるかと言えば、
端的にいうと、まだ全然ジャンルとして確立されていないから。
そんなこんなで、まずは系譜や歴史を調べてみた。
・タングドラム/スリットドラムの系譜、歴史
最初、調べ始めたのは、amazonなどでも売っているこんなスリットドラム/タングドラムで、結構人気のようでした。
これも楽器の由来を紐解いていくと、以下の説明が。
⬆️のHAPI Drumというのが、メジャーなブランドみたいですね。
スリットドラムとは
スリットドラムは中が空洞になっている鉄製の打楽器で、上部にスリットが設けられており、そこを叩く事で全体が共鳴しながら音が出る仕組みになっています。スリットが舌(Tongue)に似ていることから「トング(Tongue)ドラム」とも呼ばれています。
ぜひ、音を聞いて見てください。これでも十分感動します。
Hapi Drum "Origin" model, E Akebono Scale solo, Happy Hang out
しかも、相当たくさんの音階のバージョンがあるらしい。
これについては後で。
もう一つ、日本語ではあまり情報が少ないので、英語のwikiをみてわかったことは、元々プロパンガスの容器で作るものだったとか。
Steel tongue drum
タングドラムを検索すると、日本ですごい素敵なタングドラムを
自作して販売している方がいて、その人はプロパンガスの容器で
作っていたので、すごいアイデアだなと感心していたのですが
オリジナルがそうだったんだなとなぜか納得。
大型10音さざなみ琉球音階と串本の春の景色 / Steel Tongue Drum -Sazanami- A spring view of my house, スティールタングドラム
⬇️は、元々プロパンガスの容器だったことがわかる映像。
自作タングドラムでタイタニックのテーマを叩いてみた。Playing theme of Titanic with my original Tongue drum
こうやって色々調べていると、必然的にもっとカッコいいこちらにたどり着く。
タングドラム/スリットドラムのルーツはこちらであるよう。
名前でいうとハングドラムやハンドパンと呼ばれている。
・ハングドラムやハンドパンの系譜・歴史
ハングドラムの歴史を紐解くと、これまた面白い。
ハングドラム(正確にはハング)がオリジナルで、固有名詞なんですね。
それが、流行とともに模倣され、ハンドパンというジャンルを産んだ。
ハンドパン
ハンドパン(handpan)は鉄を主成分とする金属製の体鳴楽器である。素手(ハンド)で叩いて演奏するスティールパン(パン)というのが由来で、2000年にスイスのPanArt社が開発したハング(Hang)および、それに似た形状に作られた楽器の一群の総称である。
歴史[編集]
2000年頃、スイスのスティールパン工房であったPANArtが、スティールパンから発展させた楽器Hangを発表した。素手でたたけるスティールパンとして、アジアや中東圏の打楽器の特徴をも兼ね備えたこの楽器は、欧米を中心にすぐに人気が広まった。一方で、当初はその製法や入手方法についてはベールに包まれ、Hangはその神秘性を増していった。[1]
2006年に放送されたPANArtへのテレビ取材でその製法の一部が露呈すると、以降、世界中でHangを模倣した、あるいはインスピレーションを受けた新しい楽器が作られ始めるようになる。
そのハングを作った職人(ローネルさんとシェーレルさん)へのインタビュー記事を見つけて読んでみると、そのストーリーがすごい。本当に魔力がある楽器なんですね。
「ハング(hang)はウイルスのようなものだ」。フェリックス・ローネルさんは、ザビーナ・シェーレルさんといっしょに作り出したこの楽器には伝染性があると言う。
(中略)
ローネルさんとシェーレルさんの経営する会社PANArt(スチールパンの芸術を意味する)は、大量の注文をさばききれなかった。
(中略)
そこで注文を減らすために販売方法を変えた。ハングの購入希望者は手紙を送らなければならないことにしたのだ。すると、世界中から何千通もの手紙が舞い込んだ。
「これを見て」と言いながらローネルさんは「未送」と書かれたファイルから2009年と日付の入った封筒を抜き出す。服役中の夫のためにハングが欲しいというある女性からの手紙だ。夫はアメリカの有名な殺人犯。いかにその音色が好きかを綴った、夫自身による手書きのメモもあった。
政治家や、神経科医、出生前心理学の研究者、神秘主義者といった人々も手紙をよこした。「2万通もの手紙が来た。どの手紙にも、この音色と初めて出会ったときのことが語られている」とローネルさん。
ハングの音色の「厚み」が人を引きつけるのだとシェーレルさんは言う。「人はハングの音色の持つ大量の情報量をどう処理していいか分からなくなり、あきらめてなすがままになる。すると気分がリラックスし、血圧が下がる。痛みが和らぐこともある」
Panart社のハングドラムはあまりにも希少(元々30万、今買うとすごい値段)
→それを模倣したハンドパン(10−30万円くらい)
→さらにそれを廉価版でまあまあ大量生産したタングドラム(1-3万円くらい)
という歴史なんですね。おそらく。
そして、すでにお腹いっぱい感はありますが、このハングドラムの由来は
先ほどのブログにあるように、トリニダード・トバゴ共和国生まれの
スティールパンという楽器のようです。こちらも少し軽く紹介。
・スティールパンの歴史
スティールパン
ちょっと流石に疲れたので、丁寧に解説しているサイトと、スティールパンを
題材にした映画があったので、それを紹介して終わり。
・スティールパンの歴史
・スティールパンを題材にした映画
映画『スティールパンの惑星』トレーラー ~Full Version~公開!
・最後に
いやー、疲れた。
備忘録的にまとめようとしたら、この楽器の奥深さがどんどん分かってきて
ちょっとした調査くらいに調べてしまった。
でも、あまりに魅力があるので、この後
・音階や演奏編
・購入編
まで書く予定。
とはいえ、一旦これくらいで!
ブログ、再開。コロナショックを超えて。
大体いつもの事であるが、前回ブログを書こうと思って1ヶ月で更新が止まってた。
書いたのはちょうど去年の3、4月頃。
とはいえ、この1年で何を書きたいか(というか記録に残しておきたいか)少しクリアになってきた。なので、ブログの名前を変更。
旧タイトル「鎌倉移住と半農生活、ちょい自然農」から、
「晴れは鎌倉、ときどき東京」
〜鎌倉に移住し、半農生活や新しいライフスタイルを実験中〜
というタイトルに変更。
自己紹介がてら、移住や見えてきた方向性について、少し背景を書くと、
新卒の頃から東京のど真ん中に済み、その後会社を経営して、楽しい生活を送っていた。仕事も、遊びも、学びも、レストランも、ありとあらゆるものが集まる便利さを享受していた。
娘が幼稚園の年中くらいから、本当にこのまま東京に住み続けるのが良いのだろうか、世界中のほとんどの都市が、経済合理性を上げようとすればするほど、都市にあらゆる機能が集中し、ある意味究極の利便性が享受できるようになっている。
東京住んでいれば、ちょっとのタクシー圏内に、ほとんどの必要なもの、場所、空間、こと、が手に入る。
でも、それが幸せか?豊かか?と言われると、うーん、と唸ってしまう。
否定するほど、不幸ではもちろんない。
でも、それが本当に子供達に残したい体験や未来かというと、やはり、うーんと唸ってしまう。これも否定するほど、悪いわけではない。
多分、一つ問題なのは、仕事はもちろん、いい生活、いい教育をはじめ、便利・健康・文化活動・友人などなどあらゆるものを最適な配分で満たそうと考えた時、結局のところ、東京以外のオルタナティブがなかなかない事が一つ。
そして非効率や余白、イベント型ではない自然とのふれあい、何もなさみたいなもの、目に見えないゆっくりと流れる時間など、1つ1つは選択の因子として大きくないように見えて、とても大きなものが足りていない感じ。
これ、丁寧に言語化すると、本当に時間がかかりそうなので、このくらいで。
そんな思いをへて、3年かけて、会社の仕組みや構造をかえ、生活を変え、習慣やマインドを変え、土地を買い、家を建て、鎌倉に移住した。
会社を週休3日にし、都内に出るのは週3−4日に抑え、晴耕雨読まではいかないが、晴れたら農作業をし、社内はもちろん、クライアントワークも少しずつリモートを増やしていった。
去年の台風15号、19号は鎌倉にも大きなインパクトを与えた。庭というか裏山の大木が折れ、停電になった。もともとオフグリッド化を少しずつして行きたいと思っていたけど、それがきっかけで太陽光を入れた。今後は蓄電池や井戸などにも広げていく予定。
そこで気づいたのは、東京以外のオルタナティブがないことへの違和感と繋がっていて、要はあまりに大きなシステム(電力やインフラ)やサプライチェーン(工業製品、食料)の一部になっており、人間は本来自由であるにも関わらず、そこから逃れられない構造にいることへの違和感なんだと思う。
自給自足やオフグリッド、半農半Xなどの既成の(時に使い古された)言葉がどれもぴったり来るものはないのだけど、表面的にはそういう方向に向かい始めている。
多分、人間が作り出したものとはいえ、この変化の激しいビジネス環境や、異常(通常)気象、社会システムの崩壊などがあっても、しなやかに楽しく生きたり、働く在り方を模索したいのだと思う。
そして、ここ最近のパンデミックも。
もともと、オリンピックの期間中は、東京に行きたくなかったので、その時に備えてクライアントワークを全てリモートにして、海外逃亡して仕事をしようと思っていた。その思いはコロナショックによって、3ヶ月早く現実のものになった。
今年の2月から、会社の仕事は全てリモートワークにシフトし、クライアントミーティングもzoomでやり、毎日鎌倉の自宅にいる生活が始まった。
今立っている前提は、コロナの収束がしばらくは無いかもしれないこと。正確にはハーバード大学のいうように1−2年収束しない可能性だけではなく、ある程度収束したとしても元の生活には戻れないかもしれないこと、また収束したとしても新たな感染症や自然災害など、そういうものが日常的になること。
そうした時でも、しなやかに楽しく、まずは家族と。そして地域社会や会社のみなとつながりながら生きるってどういうこと?を、実験的に生み出していきたいんだと思う。
日々、趣味的なことしか書かないと思うけど、背景にある思いを描いてみた。
(要、推敲。誰も読んで無いからまだ大丈夫:笑)
妻が一番喜んだプレゼント
結婚して、子供が生まれてから、妻はあまり高価な物を欲しがらなくなった。
たまに貴金属的なプレゼントをオファーしても、要らないと言われる。
くれるなら、その分を娘の貯金に入れてと言うくらい、欲しがらない。
そんな妻が、珍しく欲しいと言うので、誕生日に買ったプレゼントがこちら。
なんと、生ごみ処理機。
良く値段を見たら、64,200円!高い!
とはいえ、言われるがままに買ってみたら、これまでに買ったどんなプレゼントよりも高評価。
良くあるコンポストとは違い、生ゴミの匂いが一切発生せず、さらには一晩で堆肥になってしまう(正確には土に埋められる状態になる)優れもの。
何より、常に、生ゴミが臭わないか心配しながら、ゴミの日はいつか、その日は家にいるのか、などを常に計算していることが多大なストレスであったのだけど、それが全くなくなり、ゴミの量も減り、エコな感じもあり、すごいストレスフリーになるのだとか。ジュエリー系のプレゼントは全く太刀打ちできないほどの、満足度でした。
高い買い物だったけど、それだけ喜んでくれれば良かったと思いつつ、以前屋外のコンポストを買った時に、鎌倉市の助成をもらっていたので、ふとこちらの助成はないのか調べたら、なんと上限4万円で助成があるとのこと!これは素晴らしい。
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/gomi/shinseisho_23shigennamagoimidendou.html
と言うことで、申請してみることに。
それを妻に言ったら、
「あら、随分誕生日プレゼントが安くなったわね。」
との一言。。。余計な報告でした。。
植物は喋らない。観察が大事。
植物は喋らない。
でも、葉っぱなどを通じて、今の状態を教えてくれる。
そう思うと、少しずつ菜園の植物の声がわかるようになってきた。
と言っても、今の自分は恐らく、「英語を習い始めて3ヶ月」くらいのレベルで、ほとんど聞き取れてないとは思う。
でも、意識して声を聞こうとはするようになった。
2週間前に、ズッキーニを植えたら、すぐさま葉に異常が。
葉の周りが茶色に枯れ、葉の色も緑から薄緑に。
まず、すぐに頭によぎったのは、堆肥過剰。
正確には、ポットから移植する時に、馬糞堆肥が少し余ってたので、苗の下に敷いていた。
根に近すぎるかな?と思ったのだけど、堆肥だったら大丈夫だろうと思ってそのままやってしまったのがまずかったのかも。
ある商品を参考に馬糞堆肥の窒素・リン酸・カリの比率をみると1:1:2。
調べてみると、カリ欠乏は良く出てくるけど、カリ過剰はあまり出にくいのだとか。
過剰症
通常の栽培ではカリウム過剰症は出にくいですが、極端な過剰ではカルシウムやマグネシウムの吸収が悪くなります。
出典:
ちなみに、私がバイブルにしている井原さんの本には、
「病気の原因はカリ過剰。この事実に気づかねば野菜つくりは商売にならない。確かにカリ成分は必須要素である。”酒は百薬の長”と言っても適量の話で、過ぎればこれほどの害毒は無い。
(中略)
カリ過剰によって・・・常識とは逆に、茎葉を軟化させる。そして拮抗作用として、ホウ素・マンガン・鉄・胴・亜鉛の吸収疎外、それだけでなくリン酸やカルシウムまで吸収の邪魔をする。
とある。ここら辺は少しズレがあるので、自分なりに検証した方が良さそう。
いずれにしろ、カリ過剰になると、その結果カルシウムなどの欠乏がおこり、
それによってチップバーンが出るらしい。
カリウム(加里)過剰
症状の特徴
1)カルシウム欠乏と類似した症状、すなわち新葉の展開前からの
奇形・葉身先端部の枯れ「チップバーン」が現れる
出典:
https://www.hro.or.jp/list/agricultural/center/syuppan/ichigo/18.html
それを踏まえ、改めてズッキーニを見ると、なんとなく見た目にはそれっぽい感じ。
ただ、以下の写真手前の白い点々はなんだろう。
検証するために、1週間後に同じ畝に、夏すずみを植えた。
今度は苗の下に堆肥は入れず、袋物の有機培養土を下敷きにして植えたところ、チップバーン的な症状は出なかったので、先日のズッキーニの症状はやはり堆肥によるカリ過剰(によるカルシウム欠乏)だと推定。
それは良かったのだが、すぐに以下のような白い点々がでた。やはり白い点々は何か別の原因のようだ。
さらに、隣の畝にトマトを植えたところ、すぐに白い点々に似た症状がでた。心なしか、葉の色も薄まった気がする。
うーん、なんだろう。
色々調べたけどぴったりのものが見つからない。
以下は掲載されてなかったけど、調べた便利なサイト
結局、画像検索しながら、なかなか見つからない中で、一番一致感があった症状がこれ。
病害虫・生理障害
薬害
それをみてハッと気づいたのは、確かに植え付けの直前に、以下の殺菌剤などを撒いていて、「有機だから大丈夫」と思い過剰に散布していた可能性だ。
全体的に、土の質が悪いのを無理やり変えようと、色々入れ過ぎてしまったのかなというのが感想。
でも、概ね理由がわかって良かった。
あ、葉の色が薄くなったのは、まだ検証してない。。しかしもう疲れたのでまた今度。