ファべをペコリーノチーズで食べたくて(2022年ソラマメ栽培の学び)
5月の野菜の楽しみといえば、なんと言ってもソラマメ。
ここ数年は、特にファべ(ファーベ、ファヴェ、fava)という
イタリアの生食できる品種を中心に育てている。
もともと塩茹でが一番美味しいと思っていたけど、
このファべという品種とペコリーノチーズ、ワインとの相性を
知ってしまってからは、世界最高の組み合わせだと思っている。
写真は、去年美味しすぎて撮っていなかったらしく、リゾットの写真💦
茅乃舎って、ほんとレシピ作りがうまい。
ちなみに、イメージしている料理はこちら。この人、個人的に応援したくなる。
では、ここから【栽培の学びメモ】へ
【学びメモの基本方針】
栽培方法は、ほぼ有機、ほぼ無農薬(有機JASくらいはOK)
メモははほとんど自分用のログ+学びの蓄積(自分の経験+youtubeより)
とはいえ、誰かの役に立てばなお良し
諸先輩方のコメント、アドバイスあれば是非お願いします
【ソラマメ栽培のコツ:これまでの学び】
・株間はいろいろ試したが密植OK(今年は30cm、千鳥換算で45cm)
・最高の品質の時期のファべを冷凍しておくと、1年を通して料理に使える
・アブラムシ対策で、わさび菜とのコンパニオンプランツは効果あった気がする
・後半になってきたら自家採取忘れない。黒くなった大きなさやを。
・ファべの粒はポポロは小さく、城陽長莢蚕豆(お勧め)は大きい
→塚原農園さんはサラダソラマメを使っているらしい。来年試してみる。
・ファべは病気に弱いので全滅の可能性があるらしいが、まだ未経験
・3月頭頃に整枝して6本くらいにして土よせ
・3月末頃に、支柱・ロープをはる(銀色テープがおすすめ):追肥も
★4月初旬頃に、空豆は一番下の花(実)から10節以上を摘心(アブラムシも付かなくなる)
・全部10節数えるのは大変なので、1つを基準に大体で
・脇目を取るのを忘れずに
★5月初旬に収穫。基本下から収穫していく。追肥もする。
【2022の振り返りや学び】
1)アブラムシ対策大成功。
アブラムシは、3月下旬?ころから大量発生。
噴霧器にアーリーセーフ(一番濃い300倍)と、自作の除虫菊ストチューを入れて、最初は噴霧する。その後、窒息したのを見計って、今度はその液をストレートモードで当て、アブラムシを流し落とす
→これでほとんど窒息死!かなりうまくいった!
2)アブラムシ倒伏対策をシルバーテープで
→倒伏対策とアブラムシ対策の一石二鳥のアイデア
3)不織布の失敗
不織布かけて栽培は良かったが、2月後半の暖かい日ですでに気温が上がりすぎて一部の株がダメになってしまった。来年はその頃から、少し下を開けて換気状態にする。
4)アーリーセーフは高いが、同じ脂肪酸グリセリドを使ったサンクリスタル乳剤を使えば、断然安い(有機JASの認証はとっていなそう)
【栽培ログ:今年の経過】
▼種まき:10月末頃
ファべ2品種と、初姫の3品種。
合計58苗。家族で食べ切れる量じゃないな…
▼植え付け
今年はアブラムシ忌避効果もあり、地温があがるチョコマルチで。 いろいろやった結果、密植OKがわかったので、30cm株間、千鳥換算では45cmで植え付け。
▼開花(3月中旬)
▼4/7倒伏防止+シルバーテープ(遅い)
倒伏防止の処置をしようと思ったら、かなり放置していたのでアブラムシがわんさか。 なので、倒伏防止のテープを防虫シルバーを代用してはることに。 遅いですがアブラムシの防虫効果も狙おうと。
▼4/10アブラムシ防除大成功
後付けのテープでは、やっぱり効果はなし(アイデアは良いので、来年は早めに) ここまで増えてしまうと、 ・摘芯(まだしたくない) ・捕殺 ・ホースの水で飛ばす ・アーリーセーフ くらいしかないなーと思っていたのですが、突如、良いアイデアが。 噴霧器に、アーリーセーフ、自作の除虫菊ストチュウを入れ、ホースの水で飛ばすようにストレートでかけてみる→翌日に大量のアブラムシが全滅しており大成功
▼4/16アブラムシ残党
アブラムシの防除、確かに今までいたところは全滅だったのですが、今まで居なかったソラマメに発生。 恐らく吹き飛ばしたアブラムシの残党が風に流されて、今まで居なかった所にたどり着いたのかも。 とはいえ、全体の5%以下なので、明日またやれば大丈夫。