晴れは鎌倉、ときどき東京

鎌倉に移住し、半農生活や新しいライフスタイルを実験中

TM9の芝の水やりにスプリンクラーを設置!

芝を張ったら、根付くまでは水を切らしてはいけないとのことで、

150平米をカバーできる自動散水機を探していました。

 

これ、意外に大変だったので経緯も含めて何かの参考になればと記憶。

 

 

▼家の建設中

 

家を建ててくれる施工会社に、スプリンクラー設置の見積りをとると、意外にも出来ないとの返答。

 

そんなことは無いだろうと思ったが、よく考えてみると、いつも下請けで来ている水道屋さんは、庭とかが縁遠い感じの(失礼!)水道だけやってます風なおじさんで、分からなくもない。

 

他の協力会社も含めて扱う会社が無いというのは流石にびっくりしたが、ネットで調べてみると庭のスプリンクラーの設置は、意外なエアポケットである可能性が見えたきた。

 

つまり、スプリンクラーの施工で調べると、学校やゴルフ場など、特定の大規模なところを対象にしているところばかり。

 

一方で家庭用の自動散水機は、以前使っていたこちらがとても便利でした。

電池式で、タイマーで指定時刻に散水してくれる。

 

 

 

 

 



ただ、これはそもそも、水道の蛇口にホースで繋ぐタイプなので、素人にもすぐに出来てしまうレベルで、業者としてわざわざ取り扱う程のマーケットでは無さそう。(ついでにやってくれる人はたくさんいると思いますが。)

 

ちなみに、スプリンクラー専門の業者に電話したら、最低50万円からと言われて、さらに新築で水道業者が入っているときはやりませんとのこと。全体的に、とても不透明な感じ。

 

先ほどのTAKAGIなら1-2万円で出来るレベルの自動散水のシステムが、規模が数倍になったら値段が50倍とはなんともおかしい。中規模の家庭用の自動散水のシステム構築は、それほどマーケットとして確立していない、エアポケットなんだなと思った。

 

という事で、自作でやることを決意。

 

まずは、庭の図面を書く。スプリンクラーを3箇所に設置し、それぞれから半径9mで100度から180度の範囲で水を撒く。

そのスプリンクラーに水を供給するために、地中に埋める塩ビ管のルートも図面に書く。

 

とりあえず、具体的な自動散水のシステムはどうして良いかまだ調べがついていないが、あと半月で庭の外構工事が終わるというタイミングだったので、水道業者さんに塩ビ管だけでも地中に埋めてもらうようにお願いする。

 

両端は自分で加工するからと念のためホースがつけられるようにだけしてもらって、そのあとは芝を敷く際に考えることに。

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▼芝を敷く前

あれよあれよという間に芝を敷くタイミングになったので、急いでどんなスプリンクラーにするかを調べてみた。

 

調べていくうちに、普段は隠れていて、散水するときだけ立ち上がるポップアップタイプが海外製だが市販されていることがわかり、ほとんど情報は無いがそれに決定。

 

 

 

 

 

 

 

販売代理店に問い合わせてみると、施工はしないが無料設計はしてくれるとのことで、お願いする。かなり詳細に設計してくれてとても助かった。ちなみに、設計どおりのスプリンクラーや接続パーツをこの代理店から買うと定価でアマゾンの3倍するが、今回は納期も短く、アドバイスも貰えそうなこちらで注文。

https://greendotcom.jp/ec/

 

▼芝を敷く時

芝の業者さんに設置タイミングを相談すると、芝の前が良いとのこと。ただし、芝の下地である黒土に埋める形になるので、結局は芝の下地の黒土の転圧工事に合わせて設置し、最後に芝を被せて貰う形にした。

 

転圧工事の直前に、スプリンクラーやパーツもギリギリ到着。付属してくれた組み立てのマニュアルなども丁寧に書かれていたが、やはり最期の水道管との接続は、自分で塩ビ管を切ったりしなければならなそう。

 

ホームセンターに行って店員さんに聞きながら、塩ビ管を切った先に繋がるメスネジを買い、塩ビ管の接着剤や、オスネジ側につけるシールテープなども買い、いざ設置工事。

 

塩ビ管のサイズ間違えたり、部品を壊して再発注したりと、紆余曲折あったけど遂に完成!

 

そして、最後にその上から、芝を乗せてもらいました。

 

 

 

 

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埋まっているスプリンクラー

スプリンクラーの動画はこちら

www.dropbox.com

 

 

終わってみれば簡単なのだけど、途中暗中模索でやっているときは、とても不安になりました。でも、最終的にはしっかり完成出来て、少し安心。これで、毎日の自動散水が出来るようになりました。